DEAR BOYS ミュージカル ディアボーイズ
イベント
ミュージカル『DEAR BOYS』DVDプロモーションイベント〜瑞穂高校バスケ部座談会〜レポート
《チャプター07 ♪05「真っ直ぐに」》
─ ホントに三浦っぽいですね。
小川
一言でいえば「クール」ですよね。で、このシーン。成田がこの時楽屋のモニターでずっと見てるんですけど「オレもソロ歌いてえなあ」って言ってるんですよ(笑)
一同爆笑
小川
成田は1幕の間はモニターを観ながら、シュート決まったら「お~~!!」って騒いだりとか、人の歌を大きな声で歌ったりしてテンション上げてるんです。
《チャプター09 近藤と杏崎》
小川
で、湯澤さんが「こいつらバカだなあ」って顔で笑いながら見てる。
宇治川
あれおかしいですよね。
小川
で、虎が楽屋からはけていくんですよ。そうすると久松が床に置かれたひげそりをズーッと見て(笑)
一同爆笑
─ オーディエンスの心をわしづかみにした名シーンの裏ではそんな事態が。
《チャプター07 ♪「杏崎の願い」》
《チャプター11 3年生との試合》
宇治川
マンガにある躍動感をどう表現するのかがポイントですよね。
─ ある程度勝算があってやっていたんですか? それともやってみるまではわからない、と?
宇治川
6割くらいですね。僕からすると、時代劇のチャンバラみたいなイメージなんですよ。ブワーッと動いてバッと止まって見得を切って喋って、またブワーッと動いて喋って喋って‥‥。カンカンカンカンって殺陣をやってるようなものなんです。その感覚と一緒なんですよね。それがチャンバラなのかバスケなのか。
小川
それはすごくわかりやすいですね。
宇治川
なので、構図的には「こう見えるだろうな」というのはわかるんですけど、あとはバスケのフォーメーションから生まれてくるスピード感とか、細かいディテールはやってみなくちゃわからなかった。でも、間にうまくセリフを入れてくことで、シーンの流れが変わるのが生だから日々違うんですよ。試合のスピードが落ちたり、逆にすごくスピードが出たり‥‥それが絶対他の舞台にはないおもしろさですね。そこが、つくってるほうはすごくおもしろいんです。芝居だとある程度間って決まってくるじゃないですか、でも、たとえばバスケのフォーメーションを5つ作ってたら「3つはその日早くて2つは遅い」とか、「4つが早くて1つが遅い」とかいう日があるんで、そこから感じて出てくるものが全然違いますね。それがすごいおもしろい。それをお客さんは肌で感じるんでしょうね。
小川
知り合いが観に来て、ゴールがあるからなにかしらバスケをするんだろう、とは思っていたらしいんですけど、ジャンプボールから試合になって「こんなにホントにやるんだって驚いた」と言ってました。「試合なんだ?」みたいな。
宇治川
2幕なんか全部試合ですからね。ありえないですよね(笑)
─ あの照明下で試合って彼らは大変なんじゃないですかね? 稽古場だったら同じ灯りでずっとやってましたけど。
宇治川
もう稽古場では効果音で。口で「ウイイイイイン」とか(笑) 「ドンドンドーン!」とかずっとやってるんですよ(笑)
小川
劇場に移る直前なんですけど、稽古場の後で昌也から「素朴な質問で、照明ってどうなるんですか?」と(笑) わからないままみんなやってたんですよ。「宇治川さんのドーンドーンと音だけはわかります」と(笑)
宇治川
(笑)
小川
そこで説明を受けて、劇場入りして本番の照明になった時に「やっと意味がわかりました」と(笑)
宇治川
「こういうふうになるんだ~」と(笑)
─ 舞台経験ある人とない人でそのあたり違うかもしれませんよね。
宇治川
しかもこんな芝居なんて誰もやったことないから、僕の頭の中にだけ絵があるじゃないですか。
小川
宇治川さんの頭の中ではもう絵になって動いているじゃないですか。でも彼ら「え?」と想いながら。
宇治川
やっぱ、こういうふうになるとは想像できないですからね。
─ それも含めてゲネプロで見えた「とまどい」なんでしょうね。
(しばし見入る)
(しばし見入る)
小川
この「ハアハア」言ってるのもいいですよね。芝居じゃないじゃないですか。
─ 千秋楽の日が一番よくきこえましたよ。
小川
千秋楽の時は、1幕終わりから泣いてる子いましたしね。
(藤原と対峙する近藤)
‥‥あ、さっき言った時代劇っていうのすごくよくわかるな。
(藤原と対峙する近藤)
‥‥あ、さっき言った時代劇っていうのすごくよくわかるな。
─ 郷本さんくらい経験のある方を鶴見くんもちゃんと受けてますね。
宇治川
こうやってあらためて見ると、マンガが動いているのが不思議ですね。
小川
自分たちが関わっていて言うのもなんですけど、カッコイイです(笑)
宇治川
やっぱスポーツの魅力ですねえ。
小川
喋ってないマイクが息切れてるのを拾ってたりするのがカッコイイなと。
宇治川
しばらく時間が経ってからあらためて観ると、ホントに試合みたいでおもしろいですねえ。つくってる時はいろいろ考えながらだけど、こうして時間が経つとね。
─ 段取りがあるようには見えないですよね。
宇治川
見えないですねぇ。
(しばし見入る)
宇治川
鶴見もオーディションの時から最高にバスケうまかったですよね。
小川
鶴見は絶対受かる気で来てたそうですよ。「自信ありました!」って。「そうなんだ。何役のつもりだったの?」「もちろん哀川ですよ」って(笑)
一同爆笑
─ ちょっと身長がね(笑)
宇治川
鶴見も、藤原とは性格が逆ですからね。すごい優しいヤツなんですよ。
小川
怒ったことなんかないんじゃないかな、ってくらいですよね。
宇治川
下條に食ってかかるところとか、荒々しいところが最初なかなか出なかったんですけど。
─ 最終的には、いい三白眼になってましたよ。
宇治川
マンガのセリフがプレイの合間合間に入るじゃないですか。そうやってやることで新しい世界が生まれるんですよね。想像してはいるんだけど、マンガとはまた違っておもしろいところですよね。
(石井~哀川のアリウープ)
─ これこれ! まさかアリウープなんてホントに観られると思ってませんでしたよ!
小川
観てると、公演の途中からはシュートが決まると拍手してるお客さんもいましたよね。
宇治川
今回この、八神先生のマンガを舞台にしたことで、演出として幅がすっごい広がりましたね。「舞台ってなんでもやれちゃうんだ」って。「どういった見せ方もできちゃうんだ、それを楽しめばいいんだ」って教えてもらいました。セオリーなんてないんだなって。
小川
実際に先生に観ていただいて感想をもらうまでドキドキでしたよね。まあ、もっというと先生もたぶんドキドキしながら観てたと思うんですけど(笑)
(試合終了)
宇治川
南の汗かいてない感じがいいですね(笑)
一同爆笑
宇治川
みんな汗だくなのに。
小川
杏崎と変わらないくらいですよね(笑)
宇治川
さわやかだ(笑)
(しばし見入る)
《チャプター13 ♪08「走り出せ DEAR BOYS」》
─ この成田が不気味でいいですね。敵が来た~みたいな。
小川
初めて見る人は2幕があんなにハードだとは思いもしないでしょうね。
─ 成田は谷くんが意外でしたね。最初は森山に見えなかったんですけど、ユニフォーム着てガンと立ったら森山に見えましたね。
小川
立ち姿がキレイなんですよね。
宇治川
モデルだったからね、あと踊りも少しやってたし。
小川
存在感が出ましたね。ステージ映えするんですよね。
(1幕終了)
宇治川
や~、あらためて観るとおもしろいなあ。つくってる時は一生懸命で細かいとこしか見えてなかったけど。
─ これでもうお腹いっぱいなのに2幕がさらに(笑)
宇治川
ホントですよね、試合だらけの。






